完成車を展示するモーターショーとは違い、今回開催されている『自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2001』は、自動車部品の展示がメインだ。だが、発表されたばかりの新型車を持ち込んでいるメーカーもある。それがトヨタ『スパシオ』を生産する関東自動車。だが、完成車をブースにドンッと置いてあるわけではない。
実は関東自動車が持ち込んだのはスパシオの座席構造が一目瞭然となるカットモデル。先日行われたアムラックスでの報道発表会の際にも展示されていたのだが、一般ユーザーが中心の今回の展示会の方が注目度が上。来場者の「限られたスペースによくぞこれだけ詰め込んだ」という声も多数聞かれた。