石油情報センターがまとめた2000年度のセルフ式ガソリンスタンド店は、前年同期比2.2倍の417店舗となり、前年の2倍に増えたことが明らかになった。
セルフスタンドが解禁された当初は、ガソリンが低価格で推移していた頃でもあり、出店は少なかったものの、ガソリン価格が高騰し、価格を安く抑えられるセルフスタンドに人気が集まった昨年からは出店ペースが加速した。
全国的にセルフスタンドが最も多いのは千葉県。逆に1店も無いのは長崎県だけ。地方ブロック別では、ガソリンの販売競争が熾烈な関東地区が最も多い。
セルフスタンドは給油する人が店側にいらないのでその人件費を削減でき、ガソリン価格を低く抑えられるため、人気が高まっている。今後も高水準の出店ペースが続くと見られている。