日産、系列部品メーカーの株をルノー系サプライヤーに売却

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日産自動車は10日、系列部品メーカー、テネックスの一部の株式をルノー系サプライヤーであるドイツの部品メーカーに譲渡すると発表した。

テネックス(旧土屋製作所)はエアクリーナーやオイルフィルターなどエンジン周辺部品を生産する部品メーカーで日産はこの会社の全発行株式の56.7%を保有している。今回、このうちの33.3%をマーレ・フィルターシステム社に売却することにした。売却日は20日。これによりマーレ・フィルター社がテネックスの筆頭株主となる。

マーレ・フィルター社の親会社はエンジン部品を生産するルノー系サプライヤーであるマーレ社。今回の株式譲渡により日産とルノーはエンジン周辺部品分野で協力しグローバルな調達体制を整える。

《編集部》

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