三菱自動車、クレーム隠しによる販売不振が懐を直撃!! 特別損失も計上

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三菱自動車、クレーム隠しによる販売不振が懐を直撃!! 特別損失も計上
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三菱自動車は28日、同社の再建計画「ターンアラウンド計画」の初年度にあたる、2001年度末の有利子負債水準は、1兆3500億円程度になるとの見通しを明らかにした。昨年11月時点での見通しに比べ赤字幅が2倍に膨らむ。

同時に今年3月期の業績修正も発表しているが、クレーム隠蔽などによって販売不振に陥ったため、売上高は当初予想より1000億円減の3兆3000億円、経常赤字900億円(当初予想450億円)、最終損失2700億円(同1400億円)と厳しい内容となっている。

また、同社はリストラとリコール費用で特別損失1285億円が生じたことも認め、3月期決算に特別損失として計上することも明らかにしている。特別損失の内訳は、リストラが1000億円、リコールが285億円だ。

三菱は再建計画「三菱自動車ターンアラウンド計画」で、2001年度には経常利益赤字から脱却し「ブレークイーブン」(経常利益ゼロ以上)にもっていく計画だが、社長会見でも最終損益の改善計画は明らかにしていなかった。

《石田真一》

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