アメリカのSEMA(特別装備部品協会)がコンシューマー向けに運営するウェブサイト、『エンジョイ・ザ・ドライブ』が、アカデミー賞の授賞式を前に「ベスト・ビークル賞」を発表した。それぞれアカデミー賞の項目に合わせた名前がつけられており、自動車のアフターマーケット・アクセサリーなどに与えられるひねりのきいた表賞だ。
まず最優秀作品賞に相当するベスト・アクション/アドベンチャービークルにはフォード『スーパークルー』(リア/ブラウニング)が選ばれた。最優秀脚本賞に相当するベスト・スクリーニングルーム・オン・ホイールは、アルパイン・エレクトロニクスがDVDプレイヤーなどを装備したBMW『M3』デモカーに。最優秀舞台美術賞に相当する賞には、運転中に使用できるプリンター/コピー/スキャナーを備えた『ツーリング・エクストリーム・エクスカージョン』(CDC)。
ベストカーの投票は毎年行われていても、アフターマーケットの部品に対するこうした表賞は珍しい。