東京三菱銀行、東京海上火災保険、明治生命保険は、生保、損保商品を販売する総合保険代理店を共同で設立する方針を固めた。来春には、銀行での保険商品の窓口販売が開始されるため、総合保険代理店を通じて積極的に販売していく方針だ。総合保険代理店の資本金は1000万円。東京海上と明治生命が共に43%ずつ、東京三菱銀が14%を出資する。
銀行や損保では合併や提携が相次ぎ再編しているが、東京三菱グループはこれより一歩進めて直接顧客に販売活動を行う巨大な総合保険代理店を設立して販売効率化と販売強化を図り、保険分野での生き残りを目指す。