【スマートクルーズ】ASVには実際に乗ることもできる

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今回の「Demo2000」では、各自動車メーカーが開発したASVを使った体験乗車も実施されている。AHSが装備された土木研究所のテストコースでは、レーンマーカーがすでに埋め込んだあり、車線を逸脱すると警報が鳴る。それでも修正しない場合は自動でハンドルが修正される。

雨霧実証実験のトンネル内には障害物があり、濃霧で目視では数メートル先しか見えなくても数10メートル手前から警告、ASVによってはブレーキも自動でかかる。100km/hで走行中も前方のカーブに自動車が停止していると警告、スピードを落とさないと自動でブレーキがかかる。前方を走行する自動車がいて路面が濡れた道路に入ると、警告の後、車速を感知して自動的にブレーキがかかり、車間距離を広くとる。

また、ウインカーを出して右折しようとして対向車線に大型トラックが右折待ちで停車している場合、「対向車が直進してきます」と警報が出たり、同じく右折しようとしている時に歩行者がいる場合、「歩行者がいます」と警告が出る。見通しの悪い交差点では「注意、自動車が近付いています」と警告、いなくなると危険の表示がなくなる。

こうした対向車や歩行者、交差点での接近車両の存在は、路上に設置され、コンピューターに接続したCCDカメラや赤外線カメラが把握する。自動車だけで危険が把握できない部分も路側のシステムを組み合わせればカバーできるため、大きなメリットがある。

体験乗車してみて「これが実用化されれば、交通事故は大幅に低減できる」との感想を持ったのは事実。ただ、あまり自動運転(制御)になると、通常の運転が緩慢になる危険性とドライブする楽しさを奪いかねないとも感じた。システム自体はASVの場合で少なくとも現在1000万円単位、AHSの場合では交差点1カ所につき数千万円かかるため、普及の道は遠い。

建設省では、2003年に供用開始する第2東名・名神高速道路の一部で、走行支援システムの路側の設備を導入して実用化試験を行う予定だ。
《レスポンス編集部》

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