【日本シリーズ】祝勝パレードのオープンカー発注は間に合うか

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スポーツチームや選手の凱旋パレードにオープンカーはつきものだ。量産オープンカーというとマツダ『ロードスター』やトヨタ『MR-S』といった軽量スポーツカー、コンパクトカーになってしまい、パレード用だと大型車を改造してあてることになる。

改造車でない量産メーカーのカタログモデルでも高級になれば1台1台ほぼ手作りと考えてよく、その典型がイギリスのロールスロイス。この2月にモデルチェンジしたロールスロイスの2ドア4シーター・コンバーチブル『コーニッシュ』をパレードに使うのはどうだろう。『シルバーシャドー』の2ドア仕様として先代がデビューしたのが1966年、コーニッシュの車名になったのが71年、その生産終了から6年がたっている。

新型コーニッシュは受注生産で、オーナーの要望と趣味に合わせて作られる。室内の木目パネル、コノリーレザー・トリム、ウィルトン・ウールカーペットなどはすべてオーダーメイドでハンドメイドだ。

エンジンは6.75リットルV8(BMW製ではない)、出力は例によって「必要以上」との発表だが300PS程度と推測される。トルクは「75.3kgm/2100〜2300rpm」とだけ発表された。0-60マイル/h(約96km/h)加速が8秒、最高速度は215km/hとなっている。

メーカーでは「2000年を究極のロールスロイス・スタイルとその洗練とともに過ごせる選ばれた人々は200人」と言っている。日本でもデリバリーは始まっており、価格はベース仕様4550万円にオプションが加わる。なおロールスロイスは2003年からBMW傘下となるが、開発・生産施設はベントレー・ブランドとともにVWグループにとどまる。新型コーニッシュの生産もそれまでで、つまり新型コーニッシュは最後のクルー製ロールスロイスとなる可能性が大きい。

《高木啓》

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