ファイアストンは17日、リコール対象となっているタイヤを製造したとされる、イリノイ州のディケーター工場を含むアメリカ国内の3工場の操業を停止し、29日から450人規模のレイオフ(一時解雇)を実施すると発表した。
今回、操業停止の対象となるファイアストンのタイヤ製造工場は、イリノイ州ディケーター、オクラホマ州オクラホマシティー、テネシー州ラバーンの3工場で、当面は28日間に渡ってタイヤの製造を休止する。また、リコール対象となったタイヤの大半が製造されていたディケーター工場では450人規模のレイオフもこれに合わせて実施される。
操業停止の理由について、先日就任したばかりのジョン・ランピCEOは「在庫調整が目的」と表明しており、3工場の操業停止は「一時的なものである」と強調した。