日本自動車工業会は10日、ディーゼルエンジン用オイルの日本規格「DH-1」に基づく新規格オイルが、来年4月から自動車メーカーやオイルメーカーから発売されると発表した。
日本で販売されている自動車用エンジンオイルの規格は、ガソリン・ディーゼルともにアメリカ石油協会が制定するAPI規格が使用されている。しかし、ディーゼルエンジン用オイルに関しては、エンジンの設計が日米では大きく異なるという理由から、日本固有の規格をつくる必要性が指摘されていたという。
エンジン設計に合ったオイルが使用されれば、ディーゼルエンジンの耐久性や排ガス性能の向上も期待できるかもしれない。