マツダは今月1日から開発体制を改め、これまで行ってきた完成車開発を止めて、車台(プラットホーム)の開発に特化していくことになった。
マツダはフォードとの間で車台の共通化や、共同プロジェクトとしての新車開発を進めているが、今後はマツダが車台の開発を行い、デザインなどはフォードが担当していくことになる。現在の生産設備にマッチした車台を開発すれば、フォードが持ち込んでくるものよりは生産しやすいといえるし、そうすることでマツダの工場は100%活用できる。
今回の改革によって、マツダがフォードの一部に組み入れられたという感は否めないが、開発の拠点が残されただけでも良かったのかもしれない。