中国の日刊紙、人民日報の報道によると、中国国内における今年度の自動車生産台数は212万台に達する見込みだという。
これは中国国務院発展研究センターの専門家による予測で、中国内のマクロ経済が順調な伸びを示していることから、このような情勢が続くのであれば、自動車生産も確実に伸びるというものだ。
中国における自動車生産と、販売台数の伸びは、1994年以来の最高値となっている。ここ数年の自動車市場の成長率から予測すると、7〜8月は今年に入って2度目の落込み期になり、9月以降これが徐々に回復し、第4四半期に最高期を迎えると見られている。2000年の年間生産販売台数の伸びは12〜15%の間になり、今年度末には212万台に達すると予想される。