マツダは10月1日から、自社の連結対象となっている販社のうち、同一県に複数チャネルが混在している群馬や茨城、福岡など5県の販社を統合し、販社の数を半減させることになった。
昨年から同社では、業務の効率化を目的とした「ワンオペレーション」と呼ばれる販売会社の統合策を進めている。マツダはバブル期に販売チャネルを複数化し、ディーラーの数を増やす政策を取っていたが、今度は逆に複数の販社を統合することで経営の効率化を図る。
今年7月にも愛知や岐阜で同様の統合を行っているが、今回は最大の規模となる。なお、統合されるのは販社の名称だけで、合併に伴う人員整理は行われないという。