アジア地域でも自動車の基準の統一を!!

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日本自動車輸送技術協会の自動車基準認証国際化研究センターは、タイ王国運輸通信省陸運局と共催で、「自動車基準認証の国際化のためのアジア地域地域官民会議」をバンコクで開催した。アジア13の国・地域の政府関係者や自動車メーカーの団体が参加した。

同官民会議は、アジアを含む世界的な基準調和への取り組みを促進するため開催している。会議を通じて自動車の基準・認証の統一する「WP29」に参加してもらうのが狙い。今回は、WP29での活動内容や参加体験について具体的な説明が行われるとともに、WP29参加に当たっての障害(基準調和に対する重要性の認識不足、技術力の不足、資金不足、)及び解決策について討議した。まとめとして、各国が自国の状況に応じてWP29参加に当たっての問題点を解決するための具体的な行動を早急に開始することで共通認識を得た。

アジア地域でWP29への参加が進めば、アジアに多くの自動車を輸出している日本のメーカーは国ごとの仕様に変更する手間が無くなり、コスト低減が図れる。

《レスポンス編集部》

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