日本自動車輸入組合(JAIA)によると、今年上期の輸入車販売は実質3年半ぶりのプラスになった。日系メーカーの海外生産車を含めた全体では13万8891台(前年同期比2.3%減)だが、外国メーカー車だけでは12万7586台(同0.8%増)だ。
ブランド別ではVWが圧倒的な強さでトップ(2万9551台)、以下ベンツ(2万4795台)、BMW(1万6831台)と続く。中堅ではプジョーが『206』効果で過去最高の5009台を販売し、ベスト10入りした。一方、売却問題に揺れたローバー(3279台)と、輸入権移管に伴う準備不足が露呈したルノー(924台)は、ともに販売台数が半減した。