1999年は日産『シルビア』、『スカイラインGT-R』、ホンダ『S2000』、トヨタ『セリカ』、『MR-S』など新型スポーツモデルが相次いで発売されたが、最近になっていずれも販売にブレーキがかかっている。
発売してから2〜3カ月は月販目標を大幅に上回る絶好調の売れ行きを示し、メーカーがわざわざ受注状況を発表する程だが、その後はパタリとブームが止むように急激に売れ行き不振に陥るパターンとなっている。
トヨタは99年9月にセリカを一新、10月にMR-Sを発売したが、同じパターンで売れ行き不振となっている。こうしたことから自動車メーカー各社は今後、当分はスポーツモデルの開発を凍結する可能性が強まりそうだ。