業界団体がまとめた1月の新車販売台数で、消費税引き上げ前の97年3月以来34カ月ぶりに、登録車・軽自動車がそろって前の年の同じ月を上回ったもの。 98年10月の規格拡大いらい、好調を続ける軽自動車のかげで、一進一退の動きをしめしてきた登録車だが、ようやく晴れ間が見えてきたようだ。 もっとも、登録車のメーカー別の販売台数をみるとトヨタ自動車がひとり勝ちといった内容。トヨタの1月の販売は昨年の1月にくらべ13.3%増と全メーカー中、唯一、2ケタ増を記録した。 『ヴイッツ』『ファンカーゴ』が絶好調なことにくわえ、昨年モデルチェンジした『クラウン』の売れ行きがいいことが、他メーカーを引きはなす要因となっている。 |