ネット利用の自動車販売にわが社はこう取り組む(インポーター編)

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

ネット上における自動車販売への取り組みについて、東京モーターショー会場で、外国車インポーター各社にコメントを求めた。(順不同)

アルピナ 「我が社の独自のホームページにて今後そのような考えを展開することを前向きに検討しております。もちろんBMWと連動していくことも踏まえてですが」

BMW 「すでにドイツではアクセサリーパーツに関してのみ、ネット販売を行なっております。日本ではインターネットを情報メディアのひとつと捉えており、当分はディーラーでの店鋪販売が続くでしょう。ただしインターネットを通じて購入意欲が確かなユーザーについては、最寄りのディーラーにフィードバックさせることで情報をリンクしております。また購入専門のwebサイトCARPOINTには積極的に参画していきたいと思っております」

アウディ 「インターネットでの販売は当面の検討材料には入っておりません」

シトロエン 「将来的には、前向きに検討中です。CAR POINTには参画を決定しており、シトロエン本社は、そのような新しい販売方式に非常に興味を持っているようです」

サーブ 「我われはサーブ車の直接のインポーターではないので、インターネットで販売するということはありません。販売元のヤナセでは、以前、中古車や限定車を対象にネット販売をした経験があり、そのような可能性は前向きに探っているようです。当面は、我が社のホームページは、サーブのブランドイメージを築くための手段として捉えております」

なおゼネラルモーターズ(アメリカ)が8月に設立した「e-GM」のマーク・ホーガン社長は、日本でも年内にインターネット新車販売事業「GMバイ・パワー」を始めることを明らかにしている。現行のサターンのネット販売を年内にe-GMに統合し車種の検索や見積もり、購入ができるようにする。来年にはヤナセが販売するキャデラックやサーブ車についても取り扱う。

プジョー 「独自のホームページで直接自動車販売することは検討しておりません。ですがリクルート社のISIZE(イサイズ)の見積もりサイトには、昨年の夏より自動車メーカーのなかでは先陣を切って参加しました。その後他社が追従して同サイトに参加してきており、それなりの意義はあったと思っております」


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