英国ロータスカーズは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、『エヴォーラ GTE チャイナリミテッド エディション』を初公開した。
ロータスのチーム代表エリック・ブイエは、ロマン・グロージャンのF1バーレーンGPでのパフォーマンスに、未来のワールドチャンピオンの資質を見たという。
ロータスF1を率いるエリック・ブイエが、バーレーンGPの快走を振り返り、第5戦以降も頂点への挑戦を継続する旨を語っている。
F1バーレーンGPで飾られたベッテルの優勝は、レッドブル・ルノーのパッケージでは通算28勝目、ルノーエンジン単独では143勝目だった。
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が今季初の優勝を遂げたF1バーレーンGPは、2、3位のロータスに加えて4位をレッドブルのマーク・ウェーバーが押さえた結果、1位から4位までをルノー「RS27」エンジンが独占する結果となった。
2009年シーズンにルノーから7戦を走り、2012年にロータス(旧ルノー)へ舞い戻ったグロージャン。そのF1初表彰台をバーレーンGPで経験したのだから、感激もひとしおだ。
今年、F1カムバックを果たした2007年のワールドチャンピオン。今後は攻勢に出て、優勝を勝ち取りたいとキミ・ライコネン(ロータス)はパッケージに対する自信を示した。
F1中国GPの木曜日にロータスが提起した、メルセデスAMGのDRS連動エアロシステムに対する抗議文書提出は破棄された。ロータスは直ちに同様のシステムの開発について、検討に着手するという。
ロータスがメルセデスAMGに対して抗議した根拠となる、F1のスポーティングレギュレーション3.15項は、このように定義されている。
ロータスF1チームがメルセデスAMGのリヤウイング構造に対して、正式な抗議文書を中国GPに先立って提出した。統括団体であるFIAはオーストラリアGPとマレーシアGPの合計2回、同システムの合法性を確認している。
F1ロータスチームとグループロータスのタイトルスポンサー契約が打ち切られた。ただし、F1チームの名称は「ロータス」が引き続き使用される。
メルセデスAMG代表のロス・ブラウンが、DRS連動型Fダクトが低コストでもコピーは困難と語ったのは既報の通り。このロス・ブラウン発言の背景には、数日前にロータスのジェームズ・アリソンが語ったコメントに対する皮肉が感じられる。
ロータスF1のグロージャンはオーストラリアGPでマルドナドと接触、マレーシアGPは雨中のミスによってリタイアが重なり、今シーズンはまだ3ラップしかレース走行をしていない。
ロータスのマシン「E20」のハンドリングとすっかり馴染んだキミ・ライコネンは、「2012年のフロントランナーになれる」とまで賞賛した。
開幕以来、ロータスF1はキミ・ライコネンとロマン・グロージャンが予選で好調なところを見せているが、今のところレースの結果には結びついていない。