
接待タクシー問題、財務省など1402人に
政府は25日、公費支出によるタクシー利用の際に、運転手からビールなどの接待サービス提供を受けた中央省庁の職員が1402人に上るとの調査結果を発表した。

【新聞ウォッチ】「接待タクシー」あきれた実態、ひどすぎる財務省職員のモラル
これはひどすぎる。 深夜タクシーからビールや現金などを受け取っていた財務省職員が383人もいたという。きょうの朝日、毎日、東京が財務省が発表した調査結果を1面トップで報じたほか、各紙とも「接待タクシー」の実態を社会面などで大きく取り上げている。

【新聞ウォッチ】高速料金「高い」、一般財源化「絶対反対」
安倍政権発足後、初の国政選挙は自民が完勝、追い風ムードが漂っているが、安倍首相の財政運営の最初の試金石となるのが、道路特定財源の一般財源化問題。その議論が「月内から本格化する」ときょうの日経が報じている。

自工会、重量税の一部一般財源化に強く反発
日本自動車工業会は20日、来年度の政府予算原案で、自動車重量税の一部が一般財源化されることが示されたことに対し、小枝至会長名でコメントを発表した。「暫定税率を課している限り、全額を道路整備に充てるべき。どうしても余るのであれば、納税者に還元すべき」としている。

【新聞ウォッチ】道路特定財源の一般化、反対の署名運動の輪広がる
ガソリン税など道路建設に充てている道路特定財源の一般財源化について、自動車業界や納税者のユーザーから反発の声が高まっている。東京モーターショーの会場でも一般財源化反対の署名運動を展開したところ、大勢の来場者が署名に応じた。

原油問題連絡会議、さっそく初会合
政府による「原油問題関係府省連絡会議」が27日夕に開かれ、経済産業省・資源エネルギー庁が中心となり、各省が連携して対策作りに乗り出すことを確認した。

政府、原油高で対策を検討
政府は27日、原油高騰を受けた産業界への支援措置の検討に入った。燃料高で打撃を受けている水産業界や運輸業界などへの支援策が中心になる見通し。

8月の貿易収支、輸入額が初の5兆円台
財務省が22日発表した8月の貿易統計によると、原油高の影響で輸入額が初めて5兆円を超えた。

【新聞ウォッチ】来年度から自賠責保険4000円値上げへ
自動車の保有者に加入が義務付けられている自動車賠償責任保険(自賠責保険)が、来年4から自家用車(2年契約)で約4000円程度値上げされる見通しとなった。来年度予算の財務省原案で、国が負担してきた補助金が大幅に減額されることが決まったためである。

EUからの輸入額、自動車の輸入増で増加
財務省が発表した2003年度の貿易統計によると、対EU(欧州連合)では自動車の輸出入が増え、輸出は1995年以降過去2番目、輸入は最高になった。一方対米は、自動車関連の減少で輸出入額ともに3年連続で減少した。