コンセプトカーとして発表された2シータークーペのクライスラー『クロスファイアー』が、04年型量産車として展示された。“アメリカン・ドリームマシーン”とクライスラー自身は謳うものの、生産はドイツのスペシャリスト、カルマンに委託される。
苦境のクライスラーが起死回生をかける新ジャンルカー。3列シートだがミニバンよりスポーティで、4WDだがSUVほど背が高くない。3.5リットルのV6を搭載。来年には発売する。
クラシックスタイルを感じさせるホットロッド風の車としてマニアックな人気を集めた『プロウラー』が、2002年2月をもって生産中止となる。もともとプロウラーは1997年の発売開始以来、5年間の限定生産、とされてきた。本来なら2002年末で生産終了となるのだが、1年近く早まったことになる。
2002年1月4日から開かれるロサンゼルス・オートショーに出展される、各メーカーの自動車ラインアップが出始めたので、とりあえずの一覧をリストする。
2004年には販売が始められることになっている燃料電池車だが、現在のポイントは燃料電池そのもののコストをいかに下げられるか。また燃料電池の燃料を水素にするか、ガソリンにするか、エタノールなどを使用するか、ということも開発競争の焦点となっている。
クライスラーが発表する予定の後輪駆動セダン『LX』は、メルセデスベンツのアクスル(軸・足まわり)を使用するモデルだが、同時に北米で生産されるメルセデスベンツ製のアクスルを使用する初めてのクルマとなる。
今年のロサンゼルス、デトロイト、両オートショーに登場したクライスラーのコンセプトモデル、『クロスファイアー』が早くも市販バージョンとなって来02年ロサンゼルス・オートショーでデビューする。
ビッグ3が自動車ローンのゼロ%金利キャンペーンを行ったことは記憶に新しい。足並みを揃えて同じ条件、同じ期間のキャンペーンを行ったのだが、フォードではこの期間の延長を発表した。 ただし延長キャンペーンは制限付きで、人気のある『エスケープ』SUVなどは対象とならない。