ジャニーズ事務所の性加害問題がメディアで大きく取り沙汰されて以降、自動車の保険金の不正請求疑惑で揺れる中古車販売大手のビッグモーター関連のニュースがしばらく影を潜めていたが、きょうの各紙は、再びビッグモーターの話題が紙面を賑わせている。
特集は「80's & 90's 人気ネオクラの狙い方!」だ。劣化していく品質、減る流通量、上昇する価格。それらの中で即決できるかどうかがネオクラ入手のキモだという。『カーセンサーエッジ』編集部が、流通量と相場推移に見る“ベストバイ”のヒントをお送りする。
爆釣街道を爆走せよ! と煽ってくるのは『カーセンサー』10月号の特集記事だ。釣りに行くだけならどんな車でもいいのだが、その車にこだわれば、釣りはもっと楽しくなるはずだという。釣りメディア『ルアマガ編集部』が監修したコラボ企画だ。
先輩記者から「1つのテーマでも少なくとも3回は書き分けられる」と教わったことを思い出す。当時は化学業界の担当記者で、石油化学プラントの建設ラッシュだったが、最初の記事は「間もなく稼働」、次に「きょう稼働開始」、そして3度目が……
自動車保険金の不正請求問題で大揺れの中古車販売大手のビッグモーターが、新卒採用活動を停止しているという。2024年、25年入社の新卒採用に向けた就職情報サイトへの掲載や会社説明会の開催などを中止しており、再開時期は未定としている。
中古車販売の大手、ネクステージは9月11日、浜脇浩次代表取締役社長の辞任を発表した。ネクステージではタイヤ保証などで不適切な行為があり、新たな経営体制のもとで今後の経営を行うべきと判断した。
損害保険ジャパンは9月8日、同社の白川儀一代表取締役社長社長執行役員から、同職を辞任する旨の申し出があり、取締役会に報告されたと発表した。白川社長は記者会見で「ビッグモーターへによる自動車保険金の不正請求が発覚したのちの対応が不適切であった」と述べた。
東証プライムの上場会社で中古車販売大手のネクステージでも、複数の社員が友人などの名義を使って自動車の保険契約を「捏造していた」ことが明らかになったという。
「いまさら……」と思った人も少なくないようだが、闇が深い問題だけにそれぞれの事情があるとはいえ、ようやく重い腰を上げるようでは、手ぬるい検査にはならないのか。
今週(8月25日~31日)の記事を独自ポイントで集計したランキング。1位はネクステージの株価急落に関する話題。自動車業界での不正車検、保険金水増し請求の問題が続く中、社内調査の結果に注目だ。
『カーセンサーエッジ』10月号の特集はメルセデスベンツ『Gクラス』(Mercedes-Benz G-Class)。記事は先代か、現行か、どちらを選ぶ? と始まる。東京都心では「下手するとホンダ N-BOXよりたくさん見かける」というのにいまだに上等な車であり続けている。
お盆休みが明けた1週間、8月21~25日の「新聞ウォッチ」連載をまとめました。休み前から引き続き中古車業界の醜聞が紙面を賑わせています。お盆中の人出はコロナ禍前に近づいてきていますが、ガソリン高騰が景気を冷まします。
中古車販売大手のネクステージは、自動車業界での不正車検、保険金水増し請求の問題を受け、社内調査した結果、不正事案は確認されなかったと発表した。
中古車販売大手のビッグモーターによる保険金の不正請求疑惑の発覚を受け、保険代理店契約を結んでいる東京海上日動火災保険でも10月1日付で委託契約を解除するという。
中古車販売大手のグッドスピードは、損害保険会社から過去に自動車修理での損害保険金を水増し請求していた可能性があるとして調査協力を求められ、調査していると発表した。