
デトロイトのナッサー・ショック---フォードCEOを退任
フォード社長兼CEO、ジャック・ナッサー氏の退陣は時間の問題、と言われていたが実際にそうなってみるとかなりの衝撃を周囲に与えている。もともとナッサー氏は「ジャック・ザ・ナイフ」とあだなされるほどの切れ者。

【CART第20戦コメント】痛い、悔しい、狙い通りに行かない……高木
高木虎之介のコメント:「ここサーファーズパラダイスは例年イエローコーションが多いので、早め早めに給油をして燃費を抑えながら戦う作戦だった。しかし、ほとんどイエローコーションが出ず狙い通りに行かなかった」

【CART第20戦決勝】ドフェランが2年連続2回目のチャンピオンを獲得
2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第20戦は、オーストラリア東海岸のサーファーズ・パラダイスに仮設された1周4.472kmのストリートコースを舞台に65周で争われた。

フォード、ナッサー会長の退陣迫る?
現在デトロイトがもっとも注目しているのは、フォード社長兼CE0ジャック・ナッサー氏の進退。ナッサー氏がCE0を退き、ウィリアム・クレイ・フォード氏が名実共に実権を握るのでは、という噂は今年の初めからデトロイトで囁かれていた。

過去最大2200万台の無償修理で、フォードは持ちこたえられるのか?
フォード・モーターは、乗用車、トラックの点火装置に不具合あったとして、保証期間の延長で対応することを発表した。この不具合は集団訴訟となっていた。対象台数は2200万台で、自動車業界で過去最大の台数となる。

フォードのクリーンカー計画---結局は『エクスプローラー』も
クリーンカー計画の一端として浮上していた、フォードが『エクスプローラー』にアイドルストップ装置を取り付ける、という話も、結局は実現しないことが明らかになった。

フォード“クリーンカー”は計画倒れ?
フォードが「今後は環境に優しいクリーンカー作りを目指す」と宣言したのはつい数カ月前。現在アメリカでもっともクリーンな自動車メーカーはホンダであり、フォードがどのようなアプローチを見せるのか業界の注目が集まっていた。

【CART第20戦リザルト】CARTはホンダがWタイトルを獲得
1:クリスチアーノ・ダマータ(トヨタ)/2:マイケル・アンドレッティ(ホンダ)/3:アレックス・タグリアーニ(フォード)/4:ジル・ドフェラン(ホンダ)/5:ケニー・ブラック(フォード)/6:ジミー・バッサー(トヨタ)/12:中野信治(ホンダ)/16:高木虎之介(トヨタ)

挑戦状!! ビッグ3、不法パーツの販売に対して
GM、フォード、ダイムラー・クライスラーの3社は、アメリカで生産、販売されている、いわゆるOEMではない不法パーツに対して共同戦線を張る、と発表した。ビッグ3によるとこれらの不法パーツは安全性が保証されておらず、ビッグ3に年間120億ドルもの損害を与えている、という。

ジャック・ザ・ナイフも切れ味鈍く---フォード従業員へのパソコン支給打ち切り
フォードは、従業員へのパソコン支給を中止することを明らかにした。ビジネスのネット傾斜を強めるナッサー社長の決断で、全世界の従業員、36万人にHP製パソコンとネット接続料(月額5ドル)を昨年から支給していたが、業績悪化を理由に中止することに。