軽自動車は全長と全幅が規格いっぱいのため、全高の余裕を生かしたクルマ作りが各社で展開されている。三菱の『eKスペース』もそのひとつで、最後に出てきたスーパーハイト系ワゴンである。日産との合弁会社NMKVとして2番目の車種だ。
2013年度の国内自動車販売統計が出そろった。登録車と軽自動車を合わせた2013年度の新車販売は569万2019台。このうち、軽自動車が過去最高の226万1839台を占め、総需要に占める軽の比率は過去最高の39.7%にまで上昇した。
ハイトワゴン系の『eKワゴン』に対して、『eKスペース』は『N-BOX』や『タント』、『スペーシア』がしのぎを削るモアスペース系に属する新型車だ。
三菱『eKスペース』にはいわゆるエアロ系の「カスタム」が用意され、標準車にないターボモデルが選択できる。
軽自動車が売れている!ずいぶん前から言われていることではありますが、改めて自動車販売台数を調べてみたところ、昨年からあいも変わらず、約40%を軽自動車が占めるほどの絶好調ぶりが続いていました。
ダイハツ『タント』、スズキ『スペーシア』 、ホンダ『N-BOX』。これらはいずれも全高を1700mm~1800mmに設定する背高ワゴンで、ボディ後部にスライドドアを装備しているのが特徴だ。このグループに、満を持して投入されたのが三菱の『eKスペース』である。
住友ゴム工業は、三菱自動車工業の軽乗用車新型『eKスペース』と日産自動車の軽乗用車『デイズ ルークス』に、ダンロップの環境タイヤ「エナセーブEC300」が採用されたと発表した。
三菱『eKスペース』は、三菱独特の個性を表現するほか、販売に関しても、日産との差異があるという。
三菱『eKスペース』は、徹底したマーケティングリサーチとともに、これまで三菱が軽自動車開発で培ってきた知見を基に開発された。
三菱から発売された、スーパーハイトワゴン『eKスペース』は、室内の広さを最重視し開発。その広さ感は内外のデザインにも表れている。
三菱『eKスペース』は、『eKワゴン』と同じパワートレインを使っているが、走行フィールには若干の手が加えられた。
三菱『eKスペース』は、徹底したユーザー調査の結果を踏まえながら、開発は行われたという。
『eKスペース』は三菱自動車と日産自動車が共同出資した、NMKVの開発による軽自動車の第2弾。「スペース」の名からも想像できるように、スーパーハイト系のユーティリティモデルだ。
モーターファン別冊 ニューモデル速報第494弾
ヘッドランプ、バンパー、エンジンフードまで専用化された『eKスペース カスタム』。メッキのグリルは三菱のRV調だ。が、ヘッドランプ部に食い込むナイフのようなメッキ部分は、日産『デイズ ルークス ハイウェイスター』とデザインを両立させている箇所でもある。