東京・有明の東京ビッグサイトで「2006国際食品工業展」(6日−9日)が開催されているが、その会場に食品の機械とは関係のないドライブレコーダーが展示されている。場所は不二精機のブース。
富士火災海上保険は、リスクマネジメントサービスとして「ドライブレコーダーによる危険運転チェックサービス」を開発、5月31日よりサービス提供を開始した。カメラ付きドライブレコーダーを用いて、実際の運転記録に基づき「危険運転チェック報告書」を作成する。
KYBは、車載記録装置『ドライブレコーダーDRE-100』をタクシー、トラック、バスなどの事業者向けに販売を開始した。
富士通テンは、車両に設置した小型カメラにより、危険運転時の映像を記録するドライブレコーダを11月から発売すると発表した。
1日朝、群馬県松井田町内の国道18号線で、対向車線に逸脱した乗用車と大型トラックが衝突する事故が起きた。この事故でドライブレコーダー『ウィットネス』の開発協力者であり、東京都内でタクシー会社を経営する64歳の男性が全身を強打して死亡した。
映像記録型ドライブレコーダーの実証実験を行っている国土交通省は、危うく事故にあいそうになった“ヒヤリハット”の事例を一般に公開する。実証実験で収集したナマの映像を、地域や教育機関での交通安全教育に役立ててもらう。
国土交通省は13日、事故時の映像やデータを記録する「ドライブレコーダー」の普及をにらんだ実証実験を行うと発表した。GPSによる車両位置情報や速度、運転操作(ウィンカーやストップランプの動作状態)などを記録。
事故時の映像を自動記録する「ドライブレコーダー(DR)」の普及に向け、国土交通省はタクシーやバス、トラックに同装置を取り付け、効果を確かめる実験を年内に行う。
今回のITSショーには、すでに実用化されているもの、そうでないものの2種類が展示されている。後者の中でも事故直前の画像を克明に記録するドライブレコーダーは一刻も早い実現が待ち望まれる装置のひとつだ。