9日午前、京都府京都市下京区内の国道367号で、京都市交通局の運行する路線バスが前を走るタクシーに追突する事故が起きた。この事故によってバスの乗客13人と、タクシーの運転手が打撲などの軽傷を負っている。
16日朝、京都府京都市中京区内の市道で、京都市交通局が運行する路線バスが対向車線側の歩道に乗り上げ、道路標識の支柱に激突する事故が起きた。30歳の男性運転手は意識を失っているところを発見されたが、事故発生から45分後に死亡が確認された。
京都市交通局は17日、同局が一部路線の運行委託を行っている京阪バスの運転手が、本来乗務するはずだった最終便の存在を忘れ、帰宅するという不祥事が起きていたことを明らかにした。
京都市交通局は9日、慢性的な赤字に悩むバス事業を全面的に見直し、営業所単位で民間に運転や管理を委託するという方針を明らかにした。2008年を目標に市として保有するバスの台数を半減し、高効率経営の実施で赤字の削減を狙う。
京都市交通局は1日、保有する路線バス型車両のうち、8台にDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を導入し、装着車の運行を開始したことを明らかにした。今後半年をかけてエンジンごとの相性を分析し、8基を年度末までに追加導入するという。