
福祉車両市場、2015年に8万3500台規模
矢野経済研究所は、福祉車両・シニアカー市場の現状と展望についての実態調査を行い、その結果を公表した。高齢化の急速な進展、社会環境の変化、自動車メーカーの取組みにより福祉車両市場は拡大しており、2005年度には4万4600台に達する。

【トヨタ ラクティス 発表】福祉車両ウェルキャブの充実
トヨタ『ラクティス』は、福祉車両ウェルキャブの充実振りも見逃せない。「コンパクト2BOXクラスで、初めて車いすの乗車定員を含めて4人乗車を実現しています」と、フリート営業・特装部カスタマイズ部ウェルキャブグループの梶川真哉さんは解説する。

スズキ、ソリオ に昇降シート車を追加設定
スズキは、小型乗用車の『ソリオ』に福祉車両「昇降シート車」を設定し、5日から発売開始する。

【福祉機器展05】ダイハツから軽自動車初の自操式
福祉機器展(27−29日)でダイハツから、軽自動車としては初となる自操式福祉車両専用車が登場。この『ミラ・セルフマチック』最大の特徴は、小さなボディの中に運転席を兼ねた専用車いすと運転補助装置をドッキングさせたところ。

【福祉機器展05】市販化が望まれるロボットアーム
各メーカーが最新の福祉車両を展示するなか、途切れることなく人だかりの山を作っていたのが三菱自動車ブース。その人気の理由は、多関節ロボットアームを搭載したセルフトランスポート仕様の『コルトプラス』だ。

【福祉機器展05】 日産 セレナ は車いす2名乗車
クルマへの乗降性向上を目指した「アンシャンテ」シリーズから車いすのまま車内に乗り込める「チェアキャブ」シリーズ、そして身体の不自由な方が運転できる「ドライビングヘルパー」シリーズをラインナップする日産のライフケアビークル。

【福祉機器展05】スズキの新型福祉車両
軽自動車ベースの福祉車両ではスズキの福祉車両が入り口近くにあったこともあり、来場者の注目を浴びていた。その中心になっていたのが、8月下旬に発売された軽のミニバン『エブリイワゴン』を改造した福祉車両だ。

【福祉機器展05】 福祉車両をはじめ、さまざまな福祉機器が集結
今年で32回目の開催となる「国際福祉機器展 H.C.R.2005」が、有明の東京ビッグサイトで幕を開けた。体の不自由な方々をバックアップする福祉機器の紹介するイベントとしては国内最大規模。

【福祉機器展05】これがトヨタ ファンカーゴ 後継車か?!
トヨタは乗降性を考慮した車いす仕様車から操作系統を一元化したフレンドマチック車など、幅広くラインナップを誇るウェルキャブシリーズを展示。このなかでユーザーから要望の多かった機能として、3つの新機能をコンセプトモデルに盛り込んでいる。

【福祉機器展05】自操式のホンダ
介護式福祉車両でトヨタがシェアを占める一方、自操式に力を入れているのがホンダだ。なんと足だけで運転できる福祉車両で、ホンダ独自の運転補助装置が搭載されている。