
【ATTT09】“視える化”がビジネスを変革する…広汽トヨタ総経理助理 友山茂樹氏
国際自動車通信技術展(ATTT)セミナーの基調講演一番手で登場したのは、広汽トヨタ総経理助理(社長代理)の友山茂樹氏。友山氏はe-Toyota部の主査を務め、トヨタの子会社であるICTシステム会社 トヨタメディアサービスの社長も兼務する。

日野の初の海外生産拠点、中国で操業開始
日野自動車は、広州汽車集団との合弁会社である広汽日野自動車が中国広東省広州市従化の新工場で、大型トラック、HINO『700』シリーズ(日本名『プロフィア』)の生産を開始したと発表した。

【カーマルチメディア・インサイダー】「製販一体 “つながる” 自動車ビジネス」広汽トヨタ総経理助理 友山茂樹氏
先進のICT技術やテレマティクスを駆使し、中国で成長し続ける次世代の「トヨタ方式」。その可能性と今後の戦略について、キーパーソンである広汽トヨタ総経理助理・トヨタ自動車 e-TOYOTA部主査の友山茂樹氏に話を聞いた。

【中国 次世代トヨタ】最適な在庫管理を実現する配車センター
広汽トヨタ長凱白雲店に隣接された広大なスペース。同一資本が経営する3店舗分の在庫を持つ共同新車センター(配車センター)である。そこには百数十台はあろうかという『カムリ』と『ヤリス』が保管されているが、いったん配車センターに車両をプールするのはなぜか。

【中国 次世代トヨタ】e-CRBの徹底はディーラー隣接の教育センターから
広汽トヨタ(GTMC)のディーラーオペレーション・顧客管理システム『e-CRB』は、高度に統合されたICTシステムではあるが、これを円滑に運用し、来店・販売やアフターサポートに結びつけるのはあくまでも“人” の仕事である。

【中国 次世代トヨタ】入庫と作業が“視える化”BP工場
広汽トヨタ(GTMC)ディーラーのほとんどは販売店に本格的な整備・修理工場を併設しており、鈑金塗装ブースまで自社で揃える。取材した広汽トヨタ第一店では、サービス工場に入庫してくる車両はなんと月間900台に達するという。

【中国 次世代トヨタ】システムが発注推奨するTOSS
「広汽トヨタ(GTMC)の主力車種『カムリ』には、グレードやボディカラー、工場装着オプションを組み合わせた仕様が全部で80あります。この80仕様のうち、7つの仕様がカムリ販売台数の80%以上を占めます。11の仕様なら90%以上です」(広汽トヨタ総経理助理 友山茂樹氏)。

【中国 次世代トヨタ】役員会で大活躍、SLIM活用の現場
広汽トヨタの本社事務室。事務系の従業員が働く大部屋の一角に、16枚の液晶ディスプレイを敷き詰めてつくられた1枚の巨大なディスプレイが置かれた一角がある。高さは2mを優に超える巨大サイズ。このディスプレイがSLIMの表示端末だ。

【中国 次世代トヨタ】これが販売統合物流管理 SLIM の全体像だ
広汽トヨタの販売戦略管理システム「SLIM」は自動車メーカーの生産・物流過程と、各販売会社の在庫・販売状況すべての情報をシームレスに結ぶというもの。生産計画から、顧客に納車されるまでの過程がリアルタイムかつ一元的に「視える化」されるというものだ。

【中国 次世代トヨタ】豊田新社長の先行ビジネスモデル“広汽トヨタ”
広州の中心市街からクルマを飛ばすこと1時間弱。緑豊かな郊外に広州トヨタ(GTMC)はある。深センや香港へも約1時間という立地。GTMCは、トヨタ自動車と広州汽車集団の折半出資で2004年9月に設立されたメーカー・ディストリビューターだ。