
深刻化する対立、FIA vs ミシュランユーザー
前代未聞のアメリカGPの影響が冷めやらぬ中、フランスGPは開催された。ミシュランチームにペナルティもなく、後日評議会が開かれ後裁定を下すという。B・A・R・ホンダへのペナルティとくらべ拍子抜けだが、FIAとチームとの間にまたも厳しい駆け引きがあった。

シューマッハに引導を渡すのは誰だ?
GP前半戦が終わり、若武者フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンの活躍が印象に残る。一方、王者ミハエル・シューマッハは波に乗れずもがき苦しんでいる。ついにシューマッハの時代が終わろうとしているのか?

アメリカGPの異常事態…FIAとメーカーとの間のきしみ
インディアナポリスで行われたアメリカGPでは、わずか6台のマシンがGPに出走するという異常事態が起こった。大元の原因はミシュランタイヤの剛性が低く、安全が確保できなかったということだが、そこには最近軋みがちな関係にあるFIAとメーカーサイドの思惑が見え隠れする。この前代未聞の真相を探る!

世界の価値観を変える、妥協を知らない日本車のスゴサ
日本車は今、確実に世界を席巻し多大な影響を及ぼしている。事実4WDはカルト的人気となり、アメリカではレクサスが最も優れた高級ブランドとされ、コンパクトカーは本場欧州で増殖中だ。ハイブリッドは納車待ちを抱え、ミニバンは欧州にも背高モデルを出現させた。今、確実に世界の自動車の価値観が変わりつつある。

あの手もこの手もアリアリ! ミニバン選びの大冒険!!
フツーじゃモノ足りない! でも、ガマンだらけのミニバンはもっとイヤ。必要なのは家族の理解とちょっぴりの勇気。ミドルミニバン選びを、ワクワク楽しもう! クラストップの住みごこちを持つもの、スポーツミニバン、“ド真ん中”ミニバンは果たしてどれだ…!?

佐藤琢磨インタビュー…僕らの強み
カナダGPでは、粘り強く走りながらリタイアに終わってしまった佐藤琢磨。「今シーズンは例年になく開発競争が激しい。しかし私たちは後半戦に向けて巻き返す」と意気込みを語る。前半戦の総括と今後の目標を力強く語る。

仁義なき戦い…スーパーGT選手権
毎戦熱い戦いが続くスーパーGT。開幕戦のプライベーターの勝利に始まり、『Z』、『NSX』の予想外の苦戦が続く。かってないほどポイントがばらけており、タイトル争いは目が離せない。さらに過激になっていく中盤戦に向け、おなじみのGT御三家が05シーズンを予想する。

トヨタF1の実力はいかほどか? …シーズン序盤終えて
コンストラクターズでもドライバーズランキングでも3位のポジションを守っているトヨタチーム。新参者のトヨタとしては賞賛に値するが、はたしてこの現状にとどまってしまうのか? モナコGPとヨーロッパGPを検証する。

ライコネンとモントーヤのドライビングの違い
ヨーロッパGPでは不運に見舞われたものの、前戦に引き続きすばらしいドライビングを疲労したキミ・ライコネン。それに比べイマイチ波に乗り切れていないモントーヤ。二人のドライビングにはどのような違いがあるのだろうか?

フェラーリの明るい逆襲!?
開幕6連敗、モナコGPでも強さを見せることができなかった王者フェラーリ。周囲では不振の原因はタイヤにあるという。しかしそんな心配をよそに、ミハエルを始めフェラーリ陣営の表情は明るい。何か秘策があるのか理由を探る。