フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは4月8日、3月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、月販台数として初の10万台超えとなる10万3815台。前年同月比は28%増と、大幅増を保つ。
米国の自動車大手、フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは1月6日、2013年の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の93万5813台。前年実績に対して、49%の大幅増を達成した。
欧州フォードは06年発表のミニバン、『S-MAX』から「キネティック・デザイン」をテーマにデザインを展開してきた。日本で販売されているモデルでは、フォーカスとクーガがこのテーマによるスタイリングだ。
新型『クーガ』のキー・ポイントは、ボディサイズとデザイン。先代に比べて全長は9.5cm長くなり、その延長分は後席の足元とラゲッジに反映されている。
乗降性はよく、ブレーキペダルはやや高めだがシートの調整幅も大きいのでドラポジは合わせやすく運転しやすい。
コンパクトSUVが世界各国で流行の兆しを見せているという。欧州の各メーカーもこのクラスに力を入れている。
「こんなに曲がっちゃうの~?!」と、思わず叫びたくなるくらいよく曲がるハンドリング、これがいちばん印象に残りましたね。
フォードのSUV『クーガ』がフルモデルチェンジを受け、2代目モデルが登場した。外観はフォードのデザインテーマであるキネティック・デザインを採用。余裕ある全幅を生かし、立体感のあるプレスラインやボリューム感を持たせた面構成など、躍動感のあるデザインだ。
最近このサイズ感のSUV、アツいですね!
「きちんとした」、「流行の」、「利口な」、「気のきいた」、「鋭い」、「強い」、「きびきびした」、「活発な」…。
初代『クーガ』は、実用性をほどほどにデザイン性を優先していたり、日本導入モデルは高性能エンジンのみだったりと、けっこうとんがったクルマだったと思うが、2代目はより幅広いユーザーにとって普通に選べるクルマになった。
フォードのグローバル戦略車というだけあり、中身を『フォーカス』と共有するなどいろいろな工夫のあとが見える。
都会派SUVとして登場した初代『クーガ』は欧州市場を意識して作られたモデルだったが、2代目はグローバルのニーズを受け容れたクルマ作りにシフトした。
乗り味は滑らかな走りで定評のある『フォーカス』とプラットフォームを共有するだけに、かなり上質だ。
2代目となったフォードのSUV『クーガ』はスポーティで精悍なエクステリアだ。試乗したのはトップグレードの「タイタニアム」。