GARMIN nuviシリーズの大きな特徴が、“海外でも利用できる”という点。オプションの海外地図をSD/microSDカードスロットに挿すだけで、即利用可能という手軽さだが、果たしてその使い勝手はどうなのだろうか。
なんと音声ガイダンスには日本語が用意されている。英語圏なら男女数通りのボイスでのアナウンスが用意されており、それぞれ「ジェーン」「リチャード」と名前が付いているのは『TomTom』の特徴。日本語は男性のみで、「キヨシ」君が案内をしてくれる。
8月17日、待ちに待っていたあのiPhoneアプリが北米でついにリリースされた。欧州発のナビソフト『TomTom』だ。昨年のiPhone3Gの発売前から対応アプリ開発の噂は聞こえてきたのだが、諸般の事情により(?)発売がここまでずれ込んだのだ。
地図作成の最大手といえばゼンリン。そのケータイ向けサービスはdocomo用の「ゼンリン地図+ナビ」、ソフトバンク、au用の「ゼンリンいつもナビ」があったが、その名称が「いつもNAVI」に統一された。
ゼンリンデータコム『いつもNAVI』のユニークな点が操作の順序。このソフトには最初にカーナビや徒歩ナビといった機能を選ぶメニューがない。まず目的地を探してからその後の行動を選べるようになっており、これはたしかに理にかなっている。
目的地までのナビだが、画面が3種類あるのが大きな特徴だ。基本は地図表示のマップモード。ガイドモードはナビ専用機のハイウエアモードのような表示方式で、一般道でももちろん使える。最後のターンモードはいわゆる「コマ図」に相当するものだ。
ケータイナビの元祖であり、今もこのジャンルを牽引する人気と実績を誇るナビタイム。そのナビタイムが提供するカーナビ用サービスがドライブサポーターだ。
数々のアイディア機能にもまして、MAPLUSポータブルナビ3の最大の特徴といえるのが充実したWeb連動機能だ。これは現在地を知らせるメールを送信するといったレベルのものではなく、地図データや検索データの追加までサポートする本格的なものだ。
エディアから発売されたPSP用ナビソフトMAPLUS ポータブルナビ3を使ってみた。まず使い始めるまでだが、PSPのほかに最低限、ソフトとGPSレシーバーが必要。カーナビとして実用的に使うには、電源用のカーアダプターや車載用クレードルもあった方がいいだろう。
オンデマンドVICSや駐車場の満空情報などライバル他社の目玉機能がないように見えるが、実はどちらも対応済み。渋滞情報は標準状態で渋滞を考慮したルート検索がされるし、地図上の渋滞表示もされる。これらはもはや当たり前の機能というスタンスのようだ。
インターネット上の地図サービスでもお馴染みのMapFanが提供するケータイナビの自動車向けサービスが「MapFanナビークル」だ。サービス提供元のインクリメントP(iPC)は、ケータイ向け地図も古くからサービスを行っており、この分野ではすでに長い実績がある。
ナビ機能で注目すべきは、市販ナビとして唯一の通信による地図更新機能を採用したことだろう。これまで「カーナビにとって地図データが古くなっていくのはやむを得ないこと」と思われてきたが、本機ではそういった心配は不要となっているのだ。
とくに優れているのはその画質だ。液晶モニターは、膨大な数の液晶素子の集合体なのだが、X08で採用した液晶モニターでは素を画素単位で濃淡をコントロールしている。これによって、バックの影響を受けずに人物を鮮明に浮かび上がらせることを可能にしている。
AV面での充実した機能も群を抜くものだ。カーナビとして、AVセンターユニットとして、新サイバーナビは熟成度をさらに増したと言える。
今やカーナビ界のリファレンス的な存在となったサイバーナビだが、それでもサイバーナビは進化の手綱を緩めようとはしない。先頃登場したAVIC-VH9900では、サイバーナビに求められる正常進化をこのモデルで果たしたと言っていいだろう。