
日産 GT-R、『モータートレンド』カーオブザイヤーを獲得
アメリカの有力自動車月刊誌『モータートレンド』は18日、同誌の「2009年カーオブザイヤー」に、日産『GT-R』を選定したと発表した。2009年カーオブザイヤーの記事は、12月2日発売の同誌1月号に掲載される。

【COTY 選考コメント】政治の難しさ…小沢コージ
今回のCOTYの面白さは政治の難しさにある。いいクルマなだけでは賞は取れない。良くも悪くもそういうことだ。その象徴が日産『GT-R』。その存在の重さ、デキの良さは誰もが認めるところだろう。

【COTY 選考コメント】閉塞感に対する初めの一歩…佐藤久実
近頃、環境問題やクルマ離れなど、クルマの未来にとっては閉塞感のある話題が多い。それだけに、新しい価値観をもった、将来性のあるトヨタ『iQ』が評価されたのではないかと思う。私自身も期待を込めてiQに10点を投じた。

【COTY 選考コメント】順当だがボクは10点を…斎藤聡
トヨタ『iQ』の受賞は順当と言っていいのではないでしょうか。3mを切る全長で4人乗れるコンパクトカーは、次代のコミューターの形として興味深くまた魅力的であると思います。ただし、ボクは10点を『GT-R』に投じ、『iQ』は5点としました。

【COTY 選考コメント】良くも悪くもトヨタ車…片岡英明
日本を代表する今年のエポックカーは、トヨタが送り出した新感覚のスモールカー、『iQ』と、日産が技術の粋を集めて開発した『GT-R』の2台だろう。他のクルマはこの2車と比べると影が薄い。案の定、COTYはiQとGT-Rとの一騎打ちとなった。

【COTY 選考コメント】ふさわしいのは2車種だけ…ボブ・スリーヴァ
僕に言わせると、今年、日本市場に出た41車種の中でカー・オブ・ザ・イヤーに相応しいクルマは2車種しかない。2車種とも日本車で、トヨタ『iQ』と日産『GT-R』。いずれも日本ののモノ作りの強さの証拠である。

【COTY 選考コメント】軽自動車を優遇する根拠があるか…島下泰久
イヤーカーとなったトヨタ『iQ』は、軽自動車のある日本では価値の見えにくい部分もありますが、その存在はコンパクトカーの価値や概念を変えていくきっかけになると期待しています。

【COTY 選考コメント】とるべくしてとった…九島辰也
今年のイヤーカートヨタ『IQ』に関しては個人的に高い評価をしています。いわゆるマイクロカーというコンセプトは日本のメーカーとしては新しく、それを実現するために試行錯誤の後がよく見えます。その意味ではとるべくしてとったかな、と。

【COTY 選考コメント】日産が投票前に戦いを降りた…国沢光宏
今年のCOTYは、次世代のコンセプトを取り入れたECOカートヨタ『iQ』と、ポルシェをホンキでビビらせたスポーツカー日産『GT-R』、そして日本車には無い味を持つ輸入車シトロエン『C5』の戦いとなった。

【COTY 選考コメント】iQ はハッキリしない…石川真禧照
トヨタ『iQ』が圧勝だったが、ボクのiQに対する印象は今ひとつハッキリとしていない。というのも、乗る度にクルマが良くなっていくことに驚いたからだ。