独ダイムラークライスラーは、4日(現地時間)、ベルリンで臨時株主総会を開催し、新しい社名を「ダイムラーAG」とすることに関し、株主の承認を得た。
クライスラーグループの新CEO、ボブ・ナルデリ氏が、ニッチマーケットに対する興味を明らかにした。実はナルデリ氏自身がクライスラー『プロウラー』のオーナーであり、以前からクライスラーの打ち出すユニークな車に関心を寄せていたという。
ダイムラークライスラーから正式にサーベラス傘下に移った新生クライスラーグループに、実業界の大物が会長として選ばれた。米最大のホームセンター、ホームデポの元会長、ボブ・ナルデリ氏だ。
ダイムラー・クライスラー(DC)は、クライスラーグループ株式の過半数とNAFTA地域での関連ファイナンシャル・サービス事業を、ニューヨークを拠点とする非公開投資会社のサーベラス・キャピタル・マネジメント社の子会社へ譲渡する取引を完了したと発表した。
大西洋を挟んだ巨大自動車メーカーの合併が終わりを告げた。ダイムラークライスラーからクライスラーグループが分離・再独立した。ダイムラークライスラーとクライスラーグループが3日、発表した。
ダイムラーと袂を分かち、投資会社サーベラスの傘下に入るクライスラーグループで、早期希望退職の募集に6400人が応じていることが明らかになった。
日本自動車工業会の張富士夫会長は、ダイムラークライスラーの北米クライスラー部門が投資会社に売却されることになった件に関し、「情報が少ないのでコメントしにくいが、米ビッグ3の一角での復活が進んでいくことを期待している」と述べた。
ダイムラークライスラーが14日、クライスラー部門株式の80.1%をニューヨークの投資会社、サーベラス・キャピタル・マネジメントに74億5000万ドルで売却する、と発表した。残り19.1%に関しては、ダイムラークライスラーが保有する。
自動車大手ダイムラークライスラーは、経営不振の続く北米クライスラー部門を74億ドル(約8900億円)で米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントに売却すると発表した。
ダイムラークライスラーは14日、投資家グループのサーベラスが、クライスラーグループの資本の80%以上を、55億ユーロ(8960億円)を取得することを発表した。ダイムラークライスラー取締役会が決定した。
ダイムラークライスラーの北米クライスラー部門の売却交渉が大詰めを迎えている。米紙『デトロイト・ニューズ』(電子版)が北米クライスラー部門の売却先として、米投資会社サーベラスが最有力候補に浮上したと報じた。
カナダに本拠を置く国際的自動車部品サプライヤー、マグナインターナショナル社。のフランク・ストロナハ会長が10日、「ロシアのコングロマリット、ベーシック・エレメント・グループがマグナの株式15億4000万ドル分を取得することに合意した」と発表した。
ダイムラークライスラーからクライスラー部門の買収を希望しているカナダに本拠を置くの自動車パーツメーカー、マグナインターナショナルが、ダイムラークライスラーに対し2度目となる条件、金額提示を行った。
ダイムラークライスラー日本のテンペル社長は11日、ダイムラークライスラーが複数の相手とクライスラー部門の売却を交渉していることについて「完全に我々の知識を超えたところにある」と述べ、コメントを避けた。
ダイムラークライスラーのディーター・ツェッチェ社長が株主総会の席で北米クライスラー部門の分離・売却について「強い関心を持つ複数の候補と話し合っている」と述べた。