ダイムラーダイムラーからの離脱、GMによる買収などの噂が流れるクライスラーグループだが、カナダの自動車パーツメーカー(サプライヤー)であるマグナ社が同社に対して買収の打診を行った模様。
売却先が注目されているダイムラークライスラーの北米クライスラー部門について、ツェッチェ社長がスイスのジュネーブモーターショーの会場で「GMと協力を議論したことはある」と述べ、GMと交渉中であることを認めたという。
ダイムラークライスラーがリストラ計画の中で北米部門(クライスラー)の売却を検討しているが、その売却先に複数の自動車メーカーが浮上、報道合戦も過熱している。
GMによるダイムラークライスラーからのクライスラーグループ譲り受けの噂が流れる中、両社がGMシボレー『サバーバン』クラスの大型SUVの今後の共同開発について事前協議に入ったという。
ダイムラークライスラーが分社化を視野に入れた再建計画を発表したが、きょうの各紙にも自動車再編に絡んだ観測記事が目立つ。
ダイムラークライスラーは14日、クライスラー部門の経営立て直しを図るリストラ策を発表した。そんな中、仰天ニュースも飛び出して来た。なんとGMとダイムラークライスラーが、クライスラーグループ売却について話し合いを持ったというのだ。
ダイムラークライスラーが発表した2006年12月期決算によると、クライスラーの営業損益は3年ぶりに11億ユーロ(約1740億円)の赤字に転落。全従業員の16%に当たる1万3000人の削減をはじめ、自動車部品工場の閉鎖などを進める大リストラ策を発表した。
昨年末頃から噂されていた、ダイムラーがクライスラーを切り捨てるという話だが、両社トップが否定しているにもかかわらず噂話はどんどん具体化している。