
S耐の現場で浮き彫りになった、カーボンニュートラル燃料の課題と各社の戦略
7月8~9日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されたスーパー耐久シリーズ第3戦。そこではトヨタ(GAZOO Racing)とスバルが使用するカーボンニュートラル燃料(CNF)が改良されたことが明らかになった。CNFの課題、そして各社の戦略の違いとは。
![水素の実現性はどこまで進んだのか[後編]…レース活動から繋がるトヨタの水素ビジネス【池田直渡の着眼大局】 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/1906700.jpg)
水素の実現性はどこまで進んだのか[後編]…レース活動から繋がるトヨタの水素ビジネス【池田直渡の着眼大局】
◆市販車開発のためのレース活動
◆「超電導モーター」が持つ可能性とは?
◆水素の商機は商用車に…CJPTの取り組み
![水素の実現性はどこまで進んだのか?[前編]…トヨタのS耐における挑戦【池田直渡の着眼大局】 画像](/imgs/p/98Pt1Hwy4R8QR20udZ3fi35P30FKQkNERUZH/1904098.jpg)
水素の実現性はどこまで進んだのか?[前編]…トヨタのS耐における挑戦【池田直渡の着眼大局】
◆ルマン24時間にも水素カテゴリー
◆水素カローラ2年間の歩み
◆水素内燃機関の仕組みとこれまでの試行錯誤
◆マイナス253度の液体水素を扱う難しさ

ルマン24時間レースに水素エンジン車の参戦が可能に、2026年から水素カテゴリーを設定
スーパー耐久第2戦が開催されている富士スピードウェイにおいて、トヨタの佐藤社長、マツダの毛籠次期社長、スーパー耐久機構(STO)の桑山事務局長、ルマン24時間レースを主催するACOフランス西部自動車クラブのフィヨン会長による記者会見が行われた。

富士モータースポーツフォレスト、「ウェルカムセンター」オープン…西ゲートは常時入退場可能に
富士モータースポーツフォレストおよび富士スピードウェイは、「スーパー耐久シリーズ 第2戦 富士24時間レース」の開幕とともに、新たな施設「ウェルカムセンター」を5月26日にオープンする。

日産『フェアレディZ』、カーボンニュートラル燃料で富士24時間レースに参戦
日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、CNF(カーボンニュートラルフューエル)を使用した『Nissan Z Racing Concept』で、スーパー耐久シリーズ 2023 第2戦「富士24時間レース」(5月26日~28日)に参戦すると発表した。

スーパー耐久にカーボンニュートラル燃料を使ったシビック登場
28日、スーパー耐久の公式テストが富士スピードウェイで行われた。8クラス44台のマシンが参加して昼間のテストに加え、富士24時間レース用に夜間走行のテストも行われた。その中にST-Qクラスに参戦するホンダ『シビックタイプR』の姿があった。

CN燃料仕様のシビック タイプR、スーパー耐久 富士24時間に参戦へ…テスト走行実施
ホンダ・レーシング(HRC)は4月17日、2023年スーパー耐久シリーズに参戦予定の『シビック タイプR CNF-R』のテスト走行をモビリティリゾートもてぎ(栃木県)にて実施した。

SUPER GT、スーパー耐久、それらを量産車につなげるスバルの活動
日本のモータースポーツカテゴリーの一つであるSUPER GTは、車両開発における究極の実験場だ。スーパー耐久は市販車に近い車両で開発とテストする実験場でもあり、その結果が市販車に反映されることもある。

スーパー耐久オフィシャルタイヤ、2024年からブリヂストンに
ブリヂストンは4月12日、2024年からのスーパー耐久オフィシャルタイヤサプライヤーに決定したことを発表した。