
ETC長距離割引社会実験が19日スタート……300kmを突っ走れ
6月17日に公表されたETC長割社会実験が19日に開始される。実験の目的は、長距離走行で積極的に高速道路を利用してもらうことにあり、一般道路の周辺環境の改善や渋滞対策を図ることが最終目標だ。

バイク用ETCのモニター募集…クルマは使っちゃダメ
国土交通省は10日、非接触型ICカードを使ったバイク用ETCのモニターを、約1000人募集すると発表した。同省の外郭団体、道路新産業開発機構のホームページを通じて同日からモニター募集をスタート。来年3月までのモニター期間中は、対象区間内の通行料金を累計5000円まで無料とし、使い勝手などを試してもらう。

自動車用品市場の伸び予想---ETCとHDDナビと盗難防止装置
マーケティング調査とコンサルティングを行う富士キメラ総研は、「2003年版自動車用品マーケティング便覧」をまとめた。それによると、カーアフターマーケットで、2002年50万台のETC車載器の搭載が2007年には280万台に拡大すると予測している。

ETCセットアップ台数が過去最高を記録……6月
申込者に5000円がバックされるETCモニター・リース支援制度が行われた6月、月間で過去最高のETCセットアップ台数を記録した。その数は17万5992台。今まで月間10万台を超えたことがなく、過去最高記録のほぼ2倍の台数をセットアップしたことになる。

ETC助成モニターの一般受付は、11万台を突破
ETCモニター・リース等支援制度によるETC車載器5000円分割引の一般受付が、1日午後8時に一部を除き終了した。受付を終了する店舗は約1万5200店、継続する店舗は約800店。この800店は受付件数に達するまで受付を行う。

1日より本州四国連絡の特別割引が開始---ETCはさらにお得
本州四国連絡道路では、従来の特別割引制度よりも更に割引率を高めた新特別割引制度を7月1日より開始する。神戸淡路鳴門自動車道の神戸西〜鳴門間の基本料金は7600円のところ、ETCでは32%の割引。さらに前払い割引制度も併用できる。

今度こそ本当におしまいです---ETC車載器5000円助成
道路システム高度化推進機構(ORSE)は30日、ETC車載器の一般車受付分を7月1日午後8時で締め切ると発表した。

【新聞ウォッチ】お騒がせ「ETC」、こんどは申し込み殺到で取り付け業者パンク
ETCの普及をはかるため、国土交通省が車載機器の購入に当たり代金から一律5000円が割り引かれる補助制度を導入したところ、6月18日の受付開始直後から申し込みが殺到し、その反響は大きかったが、こんどは、登録業務を請け負うORSEが処理作業に手間取り、機器が取り付けられない事態が相次いでいるという。

JAFの会員証にETC機能が搭載
JAF(日本自動車連盟)は、ETC機能を内蔵したJAF会員証を新たに発行する。7月25日より個人会員を対象に会員証切り替えの募集を開始する。受付は、全国のJAF各支部窓口かJAFのホームページで行う。JAF個人会員は、新たにクレジットカードの申込をしないで支払い口座などを登録すればETCカードを入手できるわけだ。

ETCの二の舞は避けたい…国交省がAHSサービスの普及戦略を転換
国土交通省は、AHS(走行支援道路システム)普及施策の見直しに乗り出した。AHSに用いられているDSRC(境域無線通信)技術を使ったホットスポットサービスや電子決済などの商用サービスを先行させ、対応車載器が普及した時点でAHS機能を盛り込む考えだ。