今回の東京モーターショーはラリージャパン開催から半月ほど後の、絶好ともいえる日程ながら、WRC=世界ラリー選手権参戦メーカーのいくつかは全開モードでのアピールとはならなかった。
フォード・モーター・カンパニーは、燃料電池車を5都市に計30台供給するプログラムの一環として、実用化検証用にフォード『フォーカス』燃料電池車、「フォーカスFCV」5台をサクラメント市施設局(SMUD)に納入すると発表した。
フォード・ジャパン・リミテッドは、CAFE246にて新型フォード『フォーカス』の魅力を理解してもらうための展示イベント、「New FOCUS in CAFE246」を開催する。8月に発刊したフリーペーパー『Focustyle』と連動し、その価値観を体現できるイベントになっている。
フォード・モーター・カンパニーは、来年イギリスで発売を予定しているバイオエタノールも燃料に使用できるフレキシブル・フューエル車の『フォーカスFFV』の走行テストを開始した。
欧州市場ではメジャーブランドのひとつとなったフォード『フォーカス』だが、日本での販売はハッキリ言って不振である。ちなみに旧型の販売台数は、年平均2000台。新型への切り替えを機に、フォードジャパンは販売戦略をどう再構築するのだろうか。
新型フォード『フォーカス』(5日、日本発表)のデザインコンセプトは「スポーティさと機能性、実用性をうまくバランスさせたデザイン」だ。
新型フォード『フォーカス』が5日、日本発表された。先代と同じく5ドアハッチバックの1車型。全長4350mm×全幅1840mm×全高1485mmと大幅にサイズアップされた。モデルチェンジで大きくなるのは近頃珍しくないが、クラストップの室内を誇る大型車並の全幅には驚いた。
フォード・ジャパン・リミテッは、新型『フォーカス』の「2.0」を5日に、「1.6」を12月から全国のフォード販売会社を通じて発売する。全国希望小売価格は2.0が270万円、1.6が220万円。
新型フォード『フォーカス』のプロモーションは、ブランドイメージを再構築するため、『Forcustyle』と銘打ったウェブとフリーペーパーのメディアミックスにより、ユーザーに「フォーカスとは何か」という命題を訴えかける。
新型『フォーカス』のエンジンは、フォードグループ各社が共用する「デュラテック」と称する直列4気筒。日本向けモデルには排気量2.0リットル、1.6リットルの2種類が搭載される。基本設計はマツダの手によるものだが、欧州市場向けのファインチューニング。
新型『フォーカス』は旧型に比べ、ボディが大幅に拡大された。全長は18cm増の4350mm、全幅は13cm増の1840mm。全長はともかく、全幅は日産『シーマ』やホンダ『レジェンド』といったLクラスモデルとほぼ同じ。
フォードジャパンが5日より日本市場に投入した新型『フォーカス』。98年の欧州デビュー以降、同市場で大ヒットとなったモデルの後継であるだけに、エンジン、シャーシともほぼオールブランニューで臨むという気合の入れようだ。
フォード・ジャパン・リミテッドは、新型フォード『フォーカス』の「2.0」を5日から、「1.6」を12月から発売すると発表した。
フォード・モーターは、8月4日からの2005年FIA世界ラリー選手権第10戦ラリー・フィンランドのチーム・ドライバーに、ミッコ・ヒルボネン/ヤルモ・レーティネン組を起用すると発表した。
フォード・モーター・カンパニーは、新世代フォード『フォーカス・フレキシブル・フューエル車(フォーカスFFV)』とフォード『フォーカスC-MAXフレキシブル・フューエル車(フォーカスC-MAX FFV)』をスウェーデンで同時発売する。