BMWグループは、「BMW」「MINI」「ロールスロイス」の各ブランドを強化するため、グループの開発部門を再編すると発表した。
BMWは、2003年の全ブランドの乗用車販売台数が110万台を突破して、過去最高となったと発表した。同社のパンケ博士は、2004年の見通しについて「成長と拡大の道を一貫して進み続けるだろう」と述べ、販売がさらに拡大するとの見通しを明らかにした。
世界一の高級車を作る“プロジェクト・ジーコン”(Project Zircon)という計画が、イギリスで開始された。これは、イギリスの投資家から資金を募り、イギリスのウェールズ地方に建設される工場で、イギリス製エンジンを搭載した世界一の高級車を作る、という計画だ。
フランスではロールスロイスが買えなくなった、とフランス人を嘆かせている。フランスの高級紙『ル・フィガロ』などが報じたところによると、フランスでは、今年から、ロールスロイスを販売するディーラーが無くなってしまったた。
東京モーターショーでは、市販車からコンセプトカーまで観音開き(前ドア前ヒンジ、後ドア後ヒンジ)が流行と思えるほどあふれている。そんな中、ロールスロイスは観音開きの『ファントム』を展示した。おそらく世界一高級なセダン。
ロールスロイスの正規輸入代理店のコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、新生ロールス・ロイス・モーターカーズ社のニューモデルのロールス・ロイス『ファントム』を17日から発売すると発表した。価格は4100万円。
なんとニューヨークには、20年以上かけてロールスロイスをヤンキースのピンストライプにし、ジョー・ディマジオ以来の選手のサインを車体に集め続けているヤンキチがいる。
2003年1月1日からBMWグループとなったロールスロイスが、新生第一弾として『ファントム』を発表した。6750cc、V12気筒の453馬力、BMW製エンジンを搭載。ロールスロイスでは馬力表示をしないのが慣例だが、アメリカにおける商品の情報公開制度に沿って公表したようだ。
アメリカの超ラグジュアリーモデル、といえばやはりイギリス正統派の流れを汲んだアストンマーチン、ロールスロイスなど。こうしたクルマのアメリカ国内での分布だが、圧倒的に西海岸が多い。
ワールドトレードセンターのテロ事件から端を発して、イギリスでの高級車の売上が激減しているとのこと。ロールスロイスとベントレーの売上は60%以上も落ち、その結果週に2日工場を閉鎖しなければならない状態だ。