高効率な2.5リットル4気筒アトキンソンサイクルエンジン(2AR-FSE型)+モーターで、システム出力は220ps。パワートレーンは、ひと足先に登場したクラウンハイブリッドと、基本は共通という。
従来より溶接打点の間隔を短くできるというLSW(レーザースクリューウェルディング)を採用。およそ300点増しの打点とし、さらにパネル同士を“面”で接着する工法も採用する。
日本での発売を控えるレクサスの新型『IS』。開発責任者の古山淳一チーフエンジニアは「新型ISでは、とにかく“走って楽しい車にしよう”ということが開発の一番大きなねらいです」と語り、開発では競合となるBMW『3シリーズ』などを研究し、走行性能を磨き上げたという。
2013年春に国内の発売を予定しているレクサスの新型『IS』。
2013年春に国内の発売を予定しているレクサスの新型『IS』。量産モデル前にプロトタイプの撮影を設けた。
2013年春に国内の発売を予定しているレクサスの新型『IS』。そのプロトタイプが公開された。
レクサス『IS』シリーズのなかでもっともベーシックなモデルとなるのが、2.5リットルのV6エンジンを積むIS250。この250にもスポーティモデルのFスポーツが存在している。試乗車はこのFスポーツだ。
フルモデルチェンジを控えるレクサスの新型『IS』。新型ISのデザインについて、開発責任者の古山淳一チーフエンジニアは「今までのやり方でモデルチェンジしていたら“レクサスに明日はないだろう”という、それくらいの焦燥感や危機感がありました」と話す。
レクサスの新型『IS』プロトタイプの全モデルをテストしたが、3.5リットルを搭載する350Fスポーツにだけ次世代レクサスの強烈な自我意識を感じた。
レクサス『IS』のフルモデルチェンジを前にして、プロトタイプの試乗を行う機会が与えられた。試乗コースは箱根のTOYO TIRES ターンパイクを閉鎖した一般道(クローズドコース)だ。
「レクサスらしい上質な乗り心地にこだわった」とは、とある開発エンジニアの弁。新型レクサス『IS』に試乗、クルマが走り始めた瞬間から、確かに“それ”は実感できた。
国内では2013年春に発売予定となっている新型レクサス『IS』。ISは欧州市場にも投入されるが、ディーゼルが主流となる欧州市場において、新型のISはハイブリッドモデルで勝負していくという。
2013年春に国内で発売を予定している新型レクサス『IS』の受注に関して、ハイブリッドモデルの割合が約7割に達していることがわかった。