ホンダは25日、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の国内リース販売を開始したと発表した。第一号車は環境省へ納車した。
ホンダは、燃料電池車『FCXクラリティ』が2009年1月2 - 3日に開催される「第85回東京箱根間往復大学駅伝競走」で大会本部車として走行すると発表した。
ホンダは23日、東京青山のホンダウェルカムプラザ青山で、子ども達を対象に、新型燃料電池車『FCXクラリティ』のデビューイベント「FCXクラリティ・エクスペリエンス・オープニングイベント」を開催した。
11月6日、トヨタ『iQ』が2008年度グッドデザイン大賞に決定した。大賞を決める決選投票では、トヨタiQが561票、ホンダ『FCXクラリティ』530票と、わずか31票差だった。
ホンダの新型燃料電池車『FCXクラリティ』が、日本産業デザイン振興会の「2008年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞した。
『FCXクラリティ』はリース形式で市販はされるが、その台数は3年でたったの200台と、一般ユーザーが抱く“量販”のイメージにはほど遠い。現状では1台ごとに数千万円もの赤字が出る状況だ。
ホンダが世界初の量産燃料電池車としてリース販売を開始した『FCXクラリティ』に対するユーザーの期待は大きい。アメリカではリース料が月600ドルと格安であることもあって、ウェブサイトでリース希望者を募ったところ、たちどころに5万人以上の応募があった。
ホンダの燃料電池車『FCXクラリティ』の開発責任者、藤本幸人氏は燃料電池車の普及について「水素供給インフラは、最大のネックのひとつ」という。
「燃料電池車の実用化に向けて、本当のステージに一歩踏み込んだ」。ホンダの燃料電池車『FCXクラリティ』の開発責任者、藤本幸人氏は、新工場での第1号車のラインオフを見て、こう感慨にふけったという。
ホンダ『FCXクラリティ』のプラットフォームは、燃料電池車というまったく新しいパッケージに合わせ、ゼロから新規設計されたものだ。
世界初の量産型燃料電池車をうたう『FCXクラリティ』は、未来的になりすぎず、既存の乗用車とデザイン上の共通性を持たせることで、燃料電池車の現実感をアピールしている。その傾向はエクステリアだけでなく、インテリアでも同様だ。
6月16日に第1号車がラインオフしたホンダの燃料電池車『FCXクラリティ』のスタイリングは、ボンネット、キャビン、トランクリッドを持つ3ボックスを意識させる、とても“乗用車ライク”な仕上がりだ。
「2008年度グッドデザイン賞受賞記者発表会」(8日、東京・六本木)で、トヨタ『iQ』とホンダの新型燃料電池車『FCXクラリティ』が、大賞候補7件の中に入った。
ホンダは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』が財団法人日本産業デザイン振興会の「2008年度グッドデザイン賞ベスト15」を受賞した、と発表した。
ホンダの子会社アメリカン・ホンダモーターは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の米国でのリース販売を7月25日に開始し、映画プロデューサーのロン・イェクサ夫妻に第1号車を納車した。