【イベントレポート】トヨタ紡織、「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」にてプレスブリーフィングを実施

~インテリアスペースクリエイターとして快適な移動空間の実現を目指す ~



 トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:白柳 正義、以下「トヨタ紡織」)は、「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」に出展し、10月30日(木)にプレスブリーフィングを実施いたしました。
 今回のコンセプトは、「Finest QUALITY OF TIME AND SPACE For you -あなただけの特別な時空間 -」です。プレスブリーフィングでは、トヨタ紡織 代表取締役社長白柳 正義が登壇し、会社の取り組みと、今回の 展示品である、航空機座席と機内移動用の車いすを一体にしたシート「ウェルボヤージュ・シート」、次世代の移動空間モック「I.C.30 -Integrated Cabin 2030-」などを紹介しました。

イベント特設サイト:https://tech.toyota-boshoku.com/jms2025/jp/
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【開催概要】
■日時  :2025年10月30日(木)11時30分~11時40分
■会場 :東京ビッグサイト 西3・4ホール ブース番号W3403
■登壇者 :トヨタ紡織株式会社 代表取締役社長 白柳正義

会社概要

 プレスブリーフィングの冒頭では、代表取締役社長 白柳 正義より、トヨタ 紡織の企業概要および今後のビジョンについて解説。トヨタ紡織は、「世界中のお客さまへ感動を織りなす移動空間の未来を創造する会社」を目指し、ユーザーに最も近いシートや内装部品を手掛ける「移動空間」と、フィルター、モーターコアなどの電動化製品を手掛ける「ユニット部品」を事業領域とし ていると説明しました。


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代表取締役社長 白柳 正義

 また、トヨタ紡織は現在、世界23の国・地域、90拠点のグローバルネットワークを基盤に、国内外の多様なお客様と取引を行っている。売上収益は2024年度はおよそ1兆9,000億円、2030年には2兆2,000億円の達成を目指し、持続的な成長を図ります。自動車業界では、CASEやMaaSの進展に伴い、車室空間が「体験価値を生 む場」へと変革中です。この変化に対応するため、トヨタ紡織は2030年に向けて、強みである人づくり・ものづくり・技術開発の3つを生かし「インテリアスペースクリエイターとして快適な移動空間を実現し、製品・顧客の幅を広げながら社会課題の解決に貢献している会社」を目指す姿として活動を推進していると語りました。

展示品の紹介

 続いて、トヨタ紡織は、従来のシート・内装のシステムサプライヤー、ユニット部品メーカーから、「インテリアスペ ースクリエイター」に向けて、制御・ソフトウェアを含む移動空間全体の企画・提案を可能にするため、技術開発を 推進していると話し、各展示品それぞれの特徴について、説明しました。
 次世代の移動空間モック「I.C.30 -Integrated Cabin 2030-」では、多様な着座姿勢に対応し安心・安全で快適に過ごせる「リラックス&セーフティシート」や、気分に寄り添う「車室内イルミネーション」な ど、各デバイスを連携させた空間全体制御を紹介しました。また、モー ターコア、燃料電池、リチウムイオン電池の要素技術開発を通じて、マルチパスウェイに対応し、提供価値の拡大を目指していくと意気込みまし た。


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 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で研究開発を進めている「ウェルボヤージュ・シート」は、車いすユーザーが航空機を利用する際の車いすの乗り換えや介助者の負担を大幅に軽減することを実現し、社会課題の解決に貢献していくと語りました。
 その他、国土交通省の3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」を活用し、渋谷と京都の街を旅する4D体験を可能とした「Proximity」等を紹介しました。
 最後に、白柳は「世界中のお客さまに『感動』を織りなす移動空間を提 供できる『なくてはならない会社』であり続けることを目指し、挑戦を 続けてまいります」と述べ、プレスブリーフィングを締めくくりました。


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展示品の概要

■航空機座席+機内用車いす 一体型航空機シート「ウェルボヤージュ・シート」
 誰もが快適な空の旅を楽しめる「空旅のユニバーサルデザイン」を実現するための研究開発を国立研究開発法 人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と進めています。
 ウェルボヤージュ・シートは、機内で車いすから座席に移乗する際の身体的負担を軽減するために開発が進められている、航空機座席と機内用車いすが一体となったシートです。
 搭乗時にウェルボヤージュ・シートに乗り換えれば、機内用車いすと同様に機内に移動でき、そのまま座席になります。移乗回数を減らすことで、車いすユーザーと介助者の負担を軽減し、スムーズで快適な移動を提供します。
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■次世代の移動空間モック「I.C.30 -Integrated Cabin 2030-」
 トヨタ紡織が安全、環境をベースに快適な移動空間の実現に向けて開発を進めている製品を、自動車型モックと透過ディスプレイを用いて紹介しています。さまざまな着座姿勢を考慮し、安全・安心で快適性を追求した「リラッ クス&セーフティシート」、ユーザーの気分に寄り添った光の演出で心地良い空間を提供する「車室内イルミネーシ ョン」、各デバイスを連携させた空間制御など、トヨタ紡織の製品領域の広がりをご覧いただけます。
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■3D都市モデルを旅する没入体験「Proximity」
 国土交通省の3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」を活用 し、渋谷や京都などの街をバーチャルに巡る没入型体験シート 「Proximity」を公表しました。
 映像と音に連動してシートが動き、振動を体全体で感じる4D体験を実現。バーチャルな街を旅するような体験をしていただけます。


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プレスリリース提供:PR TIMES