太田昭宏国土交通相は10月25日の閣議後会見で、JR北海道に対して2回にわたり行った特別保安監査について「引き続き安全問題の全体の整理・分析を続けたい。追加の特別監査は、さらに分析したうえで判断したい」と述べ、監査結果の分析を続ける考えを示した。
国土交通省はJR北海道に対し、2度目の改善指示を10月25日に行ったが、このなかで、特急列車の自動列車停止装置(ATS)が作動しない状態で運行していたトラブルに対応するため、開いておくべきコックの固縛と車内機器室の封印を行うよう命じた。
国土交通省の瀧口敬二鉄道局長は10月25日、安全上のトラブルが相次いでいるJR北海道の小山俊幸常務を呼び、2回の保安監査を通じて、さらに緊急に改善を要する事項が認められたとして、2度目の改善指示を行った。
1999年度から東海道新幹線で進められてきた軌道回路設備のデジタル化が、まもなく完成する。JR東海が10月24日に発表した。変電所の切替用開閉器を制御する軌道回路設備の工事が最終段階を迎えており、11月末に完了する予定。
山梨県笛吹市とJR東日本は10月25日、笛吹市内の中央本線石和温泉駅に新しい駅舎を建設すると発表した。橋上駅舎と自由通路を整備して、南北両側から駅にアクセスできるようにする。
新橋(東京都港区)~豊洲(江東区)間の東京臨海新交通臨海線(新交通ゆりかもめ)を運営しているゆりかもめ社は、11月23日から12月1日まで「ゆりかもめde東京モーターショーGO!GO!セット」を発売する。
JR東日本と宮城県女川町は10月25日、東日本大震災の影響で運休が続く石巻線浦宿~女川間について、復旧に関する確認書を締結した。女川駅を内陸側に移設し、2015年春の運転再開を目指す。
高松琴平電気鉄道(ことでん)と香川県綾川町は、ことでん琴平線に新設する綾川(あやがわ)駅の開業日を12月15日に決めた。同時にダイヤ改正を実施して高松築港~滝宮間の運行頻度を高める。
京浜急行電鉄(京急)は、2014年元日から2月3日まで同社の大師線を運行する車両に掲出するヘッドマークのデザインを10月28日から募集する。応募作品から2点がヘッドマークとして使用されるほか、デザインを使用したグッズも発売される。
格安航空会社(LCC)のPeach Aviation(ピーチ)と成田国際空港、南海電気鉄道、京成電鉄は、10月27日のピーチ関西国際空港~成田国際空港線の就航を記念した4社共同キャンペーンを10月25日から開始した。