フォルクスワーゲンの欧州Dセグメントミッドサイズ『パサート』のターボディーゼル搭載グレード「TDI」で東京~鹿児島間の3800kmほどツーリングする機会があったので、インプレッションをリポートする。
ボルボ『XC60』に48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した「B5」と呼ばれるグレードが誕生した。
シトロエン『C5エアクロスSUV』にガソリン仕様が追加されたので、早速300kmばかりテストに連れ出してみた。
ついにルノー『カングー』の刺客が登場した。同じくフランスはシトロエンの『ベルランゴ』だ。カングーと同様、フランスなど欧州ではその多くが商用車として活躍しているが、日本ではアクティビティビークルとして人々に愛されそうだ。早速400kmほど走らせてみた。
◆タイムマシンで過去から運んできた新車のような旧車が並ぶ
◆現代のボルボに通じるクルマの芯
◆旧車でも足回りにヘタリは感じない
◆200万円切るおススメ仕様は
◆ステアリングの軽さと、スポーティな挙動
◆3気筒を感じさせないスムーズさだが
地下駐車場を出る際の螺旋状の登り坂アプローチで、早々に驚かされた。地上に出てから市街地のストップ&ゴーでも、この少し上ずるような力強い加速フィールは、さりげなく、だがはっきりと伝わってくる。マイルドだけど意外なほど主張してくるハイブリッド。
今の加速の感じや、ブレーキの状態など、走りの情報を的確にドライバーに伝えてくる感覚にうっとりする。
2019年4月に導入された5代目『RAV4』は、「“カーライク”な市場トレンドとは一線を画すSUVのワクドキ、強いアイデンティティが支持されている」とトヨタでは分析。今回の『RAV4 PHV』は、そんなポジショニングをさらに突き抜けるモデルとする役割を担っての登場という。
初代『ハリアー』が登場したのは今から23年前のこと。井型のサブフレームにエンジンをマウントした当時の乗用車『ウィンダム』のプラットフォームをベースに仕立てられた“都市型SUV”の先駆者(車)だった。