「中高生の自転車事故実態」について、自転車の安全利用促進委員会が調査結果を発表した。調査は三井住友トラスト基礎研究所の古倉宗治氏と、交通事故総合分析センターITARDA協力で行われた。
2日午前2時10分ごろ、北海道室蘭市内の国道36号を走行していた乗用車が路外に逸脱。信号柱に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた3人全員が死亡している。速度超過状態でスリップしたものとみられている。
2日午前6時45分ごろ、宮城県仙台市太白区内の国道4号を逆走していたバイクが対向してきた軽乗用車2台と次々に衝突する事故が起きた。バイクの運転者が死亡した。現場は時間によってセンターラインが変わる区間だという。
2日午前1時10分ごろ、奈良県河合町内の西名阪自動車道下り線を走行していた軽乗用車に対し、後続の乗用車が追突する事故が起きた。弾みで軽乗用車は中央分離帯に突っ込み、乗っていた男性2人が死傷している。
1日午後7時10分ごろ、長崎県時津町内の国道206号で、徒歩で横断歩道を渡っていた83歳の女性に対し、交差進行してきた車両3台が次々に衝突する事故が起きた。女性は死亡。信号無視での横断が主因とみられる。
1日午後2時30分ごろ、神奈川県山北町内の国道246号を走行していた乗用車が路外に逸脱。中央分離帯へ単独衝突する事故が起きた。この事故で同乗していた2人が死亡。警察はクルマを運転していた85歳の男性から事情を聞いている。
1日午前7時45分ごろ、茨城県ひたちなか市内にあるひたちなか海浜鉄道湊線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマの運転者が死亡している。
15年の都道府県別の交通事故死者数で、大阪府ほど激動した地域はなかったかもしれない。大阪府の昨年の死者は196人。都道府県別では愛知県に次いで多い死者数だった。14年より53人も激増させた結果だった。
国土交通省関東運輸局と自動車検査独立行政法人関東検査部は、東京、神奈川、茨木、山梨の4か所の運輸支局と地元警察合同で、不正改造車を排除する大がかりな街頭検査を実施した。
警視庁が発表した東京都内の2015年中の交通事故死者数は116人だった。14年より11人減って、戦後最少となった。