パシフィコ横浜で5月19日から始まった自動車技術展「人とクルマのテクノロジー展2010」において、もっとも目についた技術のひとつが二次電池だった。といってもパナソニックやGSユアサなど、おなじみの顔ぶれはない。
ジャパンエナジーと大林組は、パラフィン系潜熱蓄熱材「エコジュール」を使ったビル空調用のタンク式中温冷水潜熱蓄熱システムを共同開発した。
岩崎電気は19日、自動車の衝突試験時の高速度撮影向けの「車室内高速度撮影用LED照明ユニット」を開発、8月から発売すると発表した。
5月19日から21日までパシフィコ横浜で開催されている自動車技術展「人とクルマのテクノロジー展2010」には、外国企業の参加も数多い。そのなかで目立つのが、英国パビリオン内にあるロータス・エンジニアリングの展示だ。
ガリバーインターナショナルは、中古車小売り事業をてこ入れするため、中古車を顧客が「徹底比較」できるよう品揃えを強化する。
監査法人のトーマツは、インドに進出する日系企業を支援する。インドは急速な経済発展が続いており、今後も成長が見込まれている。
東洋ゴム工業のタイヤ販売子会社のトーヨータイヤジャパンは5月22、23日、日本EVクラブが自主制作した電気自動車(EV)で無充電1000km走破をめざすイベント「ミラEVチャレンジ1000」に協賛する。
マツダは19日、国際水素エネルギー協会(IAHE)の「IAHEサー・ウィリアム・グローブ賞」を受賞した。
ブリヂストンは19日、石川県ののとじま水族館からの要請を受け、病気で尾びれが欠損していたカマイルカ(愛称=ラナン)のため、人工尾びれを製作したと発表した。
今年で第19回目を迎える自動車技術展、「人とクルマのテクノロジー展2010」が、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜・展示ホールで始まった。19日から21日まで3日間開催される。