今は世界的にSUVの人気が高く、日本国内の売れ行きも好調だ。15年ほど前までは、国内の新車販売台数に占めるSUVの比率は約5%だったが、今は約15%まで増えた。軽自動車を除いた小型/普通乗用車だけで見ると、SUVは25%前後に達する。
最近はSUVが人気だが、そのラインナップの多くは、日本車であれば『ハリアー』や『ヴェゼル』のような都会的な車種だ。このタイプが急増したことで、SUVの需要に、原点回帰の傾向が見られるようになった。
最近はスポーツカーの売れ行きが下がり、車種の数も激減した。そのために新型になった『BRZ』と『GR 86』の話題性は高い。注目されるのは、BRZとGR 86の操舵感覚や走行安定性の違いが、先代型以上に際立っていることだ。
トヨタ『GR 86』とスバル『BRZ』の違いは、視点の置き方によって異なる。居住性まで含めると、ほぼ同じクルマだが、操舵感や走行安定性に絞ると差が生じる。そこでGR 86について、カーブを曲がる時の操舵感や走行安定性について考えてみたい。
『ルーテシア』はルノーのコンパクトカーで、現行型のプラットフォームは日産『ノート』と共通だ。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)はルーテシアが5mm長い2585mmだが、基本的な寸法は等しい。
最近のクルマの売れ行きを見ると、新車よりも中古車が堅調だ。小型/普通車の場合、新車は2020年に対前年比が87.7%の大幅な減少になったが、中古車は99.7%で横這いだった。
先代(初代)アクアは2011年に発売され、2013年から2015年まで、小型/普通車の販売1位になっている。それだけに先代アクアは保有台数も豊富で、新型への乗り替えを考えているユーザーも多いだろう。そこで新型アクアと旧型を比べたい。
マツダ『MX-30』は「従来の(パターン化された)マツダ車には満足できないお客様を振り向かせたい」という考え方に基づいて企画された。従って基本部分を『CX-30』と共通化しながら、従来のマツダ車とは違うリラックス感覚が伴う。
日本車にはさまざまなカテゴリーがあり、幅広いニーズに対応しているが、オープンモデルは少数派だ。特に後席を備えた4人乗りのカブリオレは、現行モデルでは用意されない。
『N-ONE』のエンジンやプラットフォームは、現行『N-BOX』などと同じタイプに刷新されたが、外装は先代型からほとんど変わらない。開発者は以下のように説明した。