ホンダブースには、今年1月のデトロイトショーで出展された『model X』も展示される。アウトドアの楽しみを広げ、感じさせるような「移動空間」としての、アクティブ・ユーティリティビークルである。企画・デザインを担当したのはロサンゼルスのホンダR&Dアメリカズのロサンゼルスセンター。
ホンダが「マルチ・ライフ・ターミナル」と呼ぶ、空間を開放し、コミュニケーションを広げるというコンセプトカーが『UNIBOX』である。アルミ押し出し材を使用したシャーシとトラス構造の骨格、フルモジュール化されたパネルの組み合わせ。ラウンジやカフェをイメージしたという室内が、透明なパネルによって車外から見えるようになっている。
『DMT』(デュアル・モード・トラベラー)は、トヨタが提案する次世代フルサイズバンだ。デュアルモードとは、ドライブモード(移動)とステイモード(滞在)のこと。コクピットはかなり高い位置に配置され、アイポイントの高さは2トントラック並み。
2月のジュネーブショーではじめて一般公開された『シビック タイプR』がいよいよ東京モーターショーで日本デビューを果たす。
『フェアレディZ』には、ヨーロッパ向けの日産車に多く用いられている「ウインググリル」と呼ばれるモチーフは採用していない。これは『フェアレディZ』が主に北米市場向けということもあるが、「ウインググリル」だけが日産のアイデンティティではないということだそうだ。
スペースユーティリティと走行性能を両立するためにはワゴンボディが最適、というスバルの主張を形にした『WX-01』。『ランカスター6』の水平対向6気筒3リットルエンジンを搭載し、従来のVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を発展させた駆動力四輪独立制御を行う。