米国株式の上昇を受け高く始まったが、金融政策の先行き不透明感、主要企業の業績発表を控え模様眺め気分が台頭。売り先行の動きに変わり、結局は反落して引けた。自動車株は高安まちまち。
ホンダが発表した上半期の四輪車生産・販売・輸出実績によると国内生産は、前年同期比7.4%増の68万6159台と過去最高となり、4年連続で前年を上回った。スモールカー『フィット』を中心とした国内販売や、輸出がともに好調だったため。
トヨタ自動車は、上半期の生産・国内販売・輸出実績を発表した。それによると国内生産は前年同期比1.9%増の167万6311台となり、3年連続でプラスとなった。国内販売は同2.5%減の79万7922台と2年連続マイナスとなったが、輸出が好調で国内生産を支えた。
マツダは、上半期(4〜9月)の生産・販売状況を発表した。それによると国内生産は、前年同期比5.7%増の39万5421台となり、2年連続でプラスとなった。『アテンザ』の国内販売や、米国向け『プレマシー』の輸出が好調だったためだ。