豊田自動織機は、2026年10月20日(火)から22日(木)にかけてドイツ・ハンブルク国際展示場で開催される「Hydrogen Technology World Expo 2026」に出展し、自社開発のアルカリ水電解型水素製造装置向け電極を紹介する。
同電極はニッケルを主成分とする独自設計の材料で構成されており、白金やルテニウムなどの貴金属、およびコバルトを一切使用しない点が大きな特徴だ。希少資源への依存を避けることでサプライチェーンリスクの低減に貢献する。
性能面では、電流密度600mA/cm2における電解効率が84%と、貴金属やコバルトを使用した電極と同等の高い水準を達成している。また、1000時間の連続使用においても電極の劣化が見られず、電解効率を維持できる耐久性を備えている。
今回の展示会では、実際の水素製造装置向けに作製した縦1.2m×横1.2mの大型電極を初めて公開する。ハイドロジェン テクノロジー ワールド エキスポは900社以上(2025年実績)が参加する水素関連技術に特化した世界最大級の展示会だ。
豊田自動織機は、水素製造装置の主要市場である欧州でのこの出展を通じて、量産化を視野に入れた技術の進展を広く周知し、グローバルでの顧客開拓を進めていく。



