東レは、ポリフェニレンサルファイド(PPS)を含む廃材から、溶媒を用いてPPSを分離・回収する新たな溶媒マテリアルリサイクル技術を開発したと発表した。
同社によると、PPS溶媒マテリアルリサイクル技術のベンチスケール実証としては業界初となる(2026年9月現在、同社調べ)。
PPSは優れた耐熱性や耐薬品性を持つスーパーエンジニアリングプラスチックで、自動車部品や電気・電子部品を中心に需要が拡大している。一方、使用済み製品からの回収・再資源化は異物の分離が難しく、リサイクル技術の確立が課題となっていた。また、欧州を中心とした資源循環関連規制の強化を背景に、使用済み製品・廃材を再利用するポストコンシューマーリサイクル(PCR)の重要性が各産業分野で高まっている。


